浮気調査の実費とは
実費は「費用」「諸経費」と同じで全て「調査時に使った移動料金などの雑費」を示します。
実費に含まれる用途
・タクシー代、バス代、高速道路料金、特急料金
・遠方出張時の宿泊代金
・駐車場料金
・映画館や遊園地、ラブホテルの入場料金(尾行・撮影)
・飲み屋や風俗店での遊興費(聞き込み・面取り)
・報告書の郵送費用
意外に思われるかもしれませんが、尾行や面取り(対象者の顔を特定する調査)のためにはどうしても調査員が客をよそおって施設へ入場しなければならない場合もあります。調査に必要なお金は、すべてが「実費」と見なされる訳です 。
実費を払うタイミングは?
実費は調査が終わってみるまで分かりません。よって支払いのタイミングは調査終了後になります。
実費の相場は?
実費は同じ探偵社でも、ケースごとの依頼内容によって全く異なります。
大まかな目安ですが、例えば1日だけの調査で調査車両の走行距離が往復70km、電車での移動が片道600円×調査員2名×往復となった場合、実費はガソリン代1000円+電車賃2400円で、合計3400円になります(ガソリン代の計算方法は探偵社によって異なります)。
金額が1日で3000円程度ならともかく、調査1日ごとに何万円もかかるケースでは依頼者の予算を大幅に超えてしまう心配があります。そんな時は、ほとんどの探偵社が「実費に上限を設ける」という制度を持っているので利用すると良いでしょう。
「実費の合計が3万円を超えそうな時は必ず連絡してください」と頼んでおくだけです(できれば契約書類にも明記しておく)。そうすれば、調査後になって目が飛び出るほどの実費を追加請求される心配が減るでしょう。
調査料金以外に払うのは実費だけ?
調査料金と実費以外に、「車両代金」「特殊機材料金」「写真代」「報告書作成費用」などの名目で追加料金を請求する探偵社もいます。電話帳やHPに載っている料金の多くは見かけの料金ですから、依頼を考えている探偵社に対しては、必ず「最終的な支払い総額がいくらになるか?」という形で見積りを出さないといけません。
余談ですが、悪賢い探偵社の中には実費の明細が分かりにくいことを利用して、本来の金額よりかなり高い実費請求をするところもあります。調査の内容と比べて不自然に実費の金額が大きければ、その根拠となる物(実費の内訳や領収書)を見せてもらってから支払いましょう。
実費が要らない契約もあるのか?
はじめから「実費込み」の料金プランを採用している探偵社なら必要ありません。 Akaiでも、調査が成功しても成功しなくても実費不要な完全成功報酬プランがあります。 その一方で、「成功報酬制」プラス「実費不要」という宣伝文句で客を集め、入金させた後に連絡を断つ悪徳業者もいます。見た目だけの安さに釣られて失敗した例を掲載した「 悪徳業者に注意! 」のページが、調査依頼を考えた時の参考になるかと思います。